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黒澤酉蔵の『建士建民』の教え

黒澤 酉蔵とは?

札幌酪農組合(現在のさつらく、札幌酪農業協同組合)、雪印乳業株式会社、学校法人酪農学園(高校、短大、大学、大学院)の創立者としての功績、ならびに、北海道開発の審議会会長の要職を長年にわたって務め上げ、北海道の近代化に貢献した実績が輝いている。

黒澤酉蔵の『建土建民』思想の要約の中の一説を抜粋

「有機農法の典型を誇る酪農は、自然的な循環農法として世界的に高い評価を受けている産業であるから、地球環境を保護する農業の優等生になりうる酪農として、また人類の体と心の健康に寄与する使命感を大切にすると共に酪農家族の生き甲斐を満足させ、達成感の歓喜を体現できることが『建土建民』の酪農の実践哲学である。」

黒澤酉蔵の『建土建民』の教えに共鳴

黒澤は田中正造に感銘受ける

足尾銅山

栃木県足尾町の銅山で銅の精錬で鉱毒や鉱毒ガスが発生し、近郊の山や渡良瀬川流域の農民に広がり、農林業の公害、死者、死産が続出した。

黒澤と田中正造の出会い

国会議員を辞して議会の開院式から帰る途中の明治天皇に鉱毒の惨状を直訴した事件。
直訴は失敗したが、命を賭した行為は鉱毒の被害の全容が全国に知れ渡った。
この足尾銅山の鉱毒事件は後年における公害を無くする意識革命の起点となり、21世紀の地球規模の環境破壊を阻止する運動の原点にもなっている。

この田中正造の行動に感銘を受けた黒澤は新橋の旅館にいる田中を訪ね、真相を聞き、事の重大性を知り、内村鑑三が団長の災害地学生視察団に参加する。

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